ムー白用語の基礎知識

ここでは「ムーの白鯨」を観るに当たって必要不可欠な基本用語から、不必要なほどにどーでもいい事柄についてまで簡単に解説します。
なお言うまでもないことですが、このコンテンツはネタバレ満載ですので、まだムー白を観たことがない方はご注意ください。

#あ行 #か行 #さ行 #た行 #な行 #は行 #ま行 #や行 #ら行 #わ行               ムー神殿へ戻る

あ行

RA306
16話でオリハルコンパワービーム実射実験のサンプル目標にされた国連軍基地のアトランティス側呼称。国連側の呼称は不明。

「アイ・ヤー・ザルゴン」
ザルゴン復活後、集まったアトランティス兵士達がこの言葉を連呼していた。
例えて言えば、「ハ○ル・ヒ○ラー」のようなものか。

赤塚不二夫
ムー白の選曲担当者。私は最初見たとき、「えっ!あのギャグ漫画家の?」とか思ったが、当然ながら同姓同名の別人らしい(笑)。

あざ
ムー戦士たちにはムー人の生まれ変わりとしての目印とも言えるムーの紋章のあざが体にあった。
その位置は次の通り。
譲:左肩
麗:胸元
信:右腕
学:左手の平
剣だけは3話の戦闘時に負傷した結果、額に印が現れた。
だが、その後いつのまにか消えてしまった(笑)。信などは割りと見えやすいところにあったんだが…。

アトランティス
3万年前、地球に存在した帝国。その中心となった大陸。
ラ・ムーによって大陸ごと異次元へ飛ばされたが惑星直列の影響により現代に蘇る。
異次元へ突入する際、力の源であるオリハルコンを失っており、地球のどこかにあるオリハルコンを求めて侵攻する。
その地形はオーストラリア大陸に匹敵する面積に8,000m級の大山脈が東西南北に走り、天然の要塞を形成している。

「アトランティスに栄光あれ!」
14話ラスト、ゴルゴス最期の台詞。
まず、剣のムーバルが囮になってコンドル要塞をおびき出したところを白鯨が後ろから攻撃するわけですな。
プラトス『フフフフフ、兄上、聞こえていたら自分の生まれの不幸を呪うがいい』
ゴルゴス「何っ? プラトス、お前は…!?」
プラトス『あなたは良い兄だったが…○○がいけないのだよ(意味不明。ここに至る経緯は各自考えるように)』
ゴルゴス「プラトス…謀ったな! プラトス!!」
んで、ラスト。ゴルゴスは要塞で白鯨に体当たりを敢行しながら、「アトランティスに栄光あれ!」
…などどいうストーリーではないので、決して信じないように。つーか、ほんの冗談ですので石を投げないでください。

アメリカ
ハリウッド映画などで、こーゆー全地球的危機の際に立ち上がるのはアメリカ人のヒーローと相場は決まっているが、ムー白の作中ではバミューダへ向かうアトランティス編隊に防空ミサイルを撃つくらいしかできなかった。

アララト山
聖書に記された洪水伝説の地。ノアの箱舟跡と言われる船型地形が実際に残っている(ただし、科学的に箱舟跡と証明されているわけではない)。
3万年前の世界で消息を絶ったケインのムーバルはこの地に不時着していた。

アルゼンチン国立競技場
10話でワールドカップ会場として登場。ワールドカップは一ヶ所の会場で開催されるようなものではないが…1980年当時、日本人のワールドカップに対する認識はこの程度のものであったろう。

「あんたの体って一体…」
剣が8話でマドーラに言い放った伝説の大暴言。
マドーラがサイボーグであるという事実をまだ知らなかったとは言え、それまでの言動と相まって剣は100万(推定)のマドーラファンを完璧に敵に回した(怒)。

アンデス
南米大陸を背骨のように南北に縦断する大山脈。
インカ帝国が栄えた場所として有名で、8話の舞台となったマチュピチュはまさしくこのアンデス山中にある。
10話の舞台となったナスカもアンデス山麓にあるという説明がされていた(正確には少し離れているが…)。

イースター島
南太平洋に浮かぶ孤島。謎の巨石像・モアイで有名。
その海底にはムーの神殿跡が海底神殿として残る。
アトランティスがイースター島でオリハルコン探索を行わなかったのは、ムー文明圏の遺跡だということが分かっていたからであろう。

異常現象
1話冒頭、アトランティス復活の余波で世界各地で起きた現象は次のようなものがあった。
・アフリカのサバンナを津波が襲った。
・パリの町並みが炎上、凱旋門が崩れ落ちた(地震?)。
・隕石の集中落下とそれに伴う大規模火災。
・ニューヨーク上空にオーロラが発生。その直後、発光現象(?)が起きてビル街が陥没。
・日本沿岸を巨大竜巻が襲った。
…こうして見ると、ニューヨークの現象を除けばそれほど異常現象というわけではなさそうだ(アフリカのサバンナは津波の押し寄せるような海岸じゃないだろう、と思うが…)。
しかし、短期間に集中して起これば世紀末の不安感と相まってパニックになるものと思われる。

移動機
16、17話でプラトス、ラ・メールが旗艦から地上へ向かうのに使用した垂直離着陸機。

インカ帝国
15〜16世紀頃、南米大陸・中央アンデスを中心に強大な勢力を誇った帝国。
8話ではこのインカ帝国を代表する大遺跡・マチュピチュが舞台となった。

宇宙ボタル
20話で宇宙に飛び出した白鯨に接近するアトランティス軍部隊を視認した際、明滅する光点群にしか見えなかったときに学が発した一言。UFOのことか?

SE404
17話でオリハルコンパワービームを使用した際のイースター島の呼び名。コード名か?
小説版ではSA404。

XZ186
20話で瞬間移動攻撃をする敵艦に対して学が割り出した出現予測地点。どういう座標を用いているのかは謎(笑)。
小説版ではXZ35

XZK1万キロ
21話で白鯨を異次元に弾き飛ばそうとしたグラーティスが設定した攻撃目標ポイント。
オリハルコンといえども白鯨を異次元に弾き飛ばすには半径1kmの狭い範囲にエネルギーを集中させなければならなかったらしい。

F-14
1話と3話に登場した国連軍のジェット戦闘機は外観からするとアメリカ海軍のF-14トムキャットのようである。
アトランティス軍の迎撃に向かったが、全く歯が立たなかった。

エネルギー反応装置
12話の古代図書館で見つかった、ラ・ムーも知らなかった古代メカニック。
その正体は謎だったが13話で機能発揮後、学はエネルギーを集めて反応する太陽電池のようなもの、と推論した。
エネルギー反応装置の一部、恐らくスイッチの役割をしており、南極の厚い氷の下のオリハルコンに反応して地殻変動勃発の引き金となった。

エリア
アトランティス第13占領軍部隊隊員。24話で反乱を起こす若手兵士の一人。

ND60T距離Z24
6話で偵察に出た剣たちのムーバルを捉えたコンドル要塞のレーダースコープデータ。
小説版ではND607距離Z200。
Zというのは距離の単位か?

「おお、何と壮大な…」
19話でザルゴンがぶち上げた「地球移住大改造計画」に対するコンドラの賞賛の台詞。
冷静に考えれば、「地球を有効に使うに必要な環境を創り出す」どころか、逆に住めなくなってしまうと思うのだが…独裁政権ゆえに誰も意見できなかったのか、それとも本当に素晴らしいと思っていたのかは不明。

オーロラビーム
7話の変身後、白鯨に加わった武器。物体を凍結させることができる。

オリガ
24話でプラトス、ラ・メールとともにザルゴンに反旗を翻す若手兵士の一人。
小説版では同僚のハメルともどもザルゴンに惨殺されるがTV版では生死不明。

オリハルコン
アトランティスの力の源。惑星ひとつを移動させ得る恐るべきエネルギーを持つ。
その姿は光輝く金属球で、宇宙を支配する神のエネルギーを吸い寄せ、人間に影響を与え続ける。
人間に創造力を与え文明を生み出す力をもたらすと同時に、限りない欲望をも備え付けた。

オリハルコンパワービーム
オリハルコンパワーを利用した強力なビーム砲。直撃すればアトランティスのバリアをも貫き、半径50km以内を完全消滅させる威力がある。
小説版によると砲の口径は3,000mm。
また、隕石群の軌道を変えて敵にぶつけるなど、様々な使い方が可能。

オリハルコンパワー砲
人工竜巻を起こすことができるアトランティス兵器。21話でアトランティス大陸に侵入した白鯨に対して使用された。

女の子
1話冒頭、剣は船から落ちかけた女の子を助けようとして海に落ちた。傍にいた母親が何か叫んでいるが、名前は聞き取れない。
小説版では両親とはぐれたという設定で登場して剣に懐くが、こちらも名前は出てこなかった。

#Top

か行

海藻
小説版でTV版の24話に当たるシーン、重傷を負って海底神殿に運び込まれたラ・メールの容態を見て信は傷に効く海藻を探しに行こうとしていた。
このときイースター島は海に沈んでいたから薬草でなく海藻だったことは理解できるが…海藻が傷に効くなんて聞いたことがない(汗)。

海底神殿
イースター島の海底にあるムーの神殿跡。現在は剣たちの生活の場となっている。

カイム
10話に登場。かつての宇宙進出用基地を整備するため爆撃機を率いてナスカに進出するも白鯨の攻撃で基地もろとも爆死。
声:納谷六朗

学(ガク)
白川学、13歳。ムーの学者、ガラクシャの生まれ変わり。
天才的な頭脳の持ち主で、古代文字を読み解くなどその能力を示した。が、その一方で製作したラジオやテレビはろくに使えなかった(笑)。
学者タイプキャラのお約束で運動音痴、泳げなかった。また、最終話の描写によると眼鏡がないとほとんど何も見えないらしい。
声:つかせのりこ

核兵器
小説版では国連軍がアトランティス戦闘機に対して核ミサイルを使用するもバリアに阻まれて通用せず、という描写があった。が、TV本編では描かれなかった。

カモメ
イースター島上空にはカモメの群れが舞っていることが多かった。実際にイースター島にカモメがいるかどうかは深く考えてはいけない(汗)。
7話では信がカモメたちと話をしているという台詞があった。また、同話で信は行方不明となった白鯨の消息を魚たちに聞いていた。信の特殊能力を示す唯一のエピソードである。

ガラクシャ
3万年前、ムーにおける学の前世の姿。ムーの学者という設定らしいが、いきなり実験に失敗していいとこなし。
実験失敗はしょっちゅうらしい(笑)。
小説版では実験失敗のくだりはなかった。

火星
太陽系第4惑星。宇宙に飛び出した白鯨は火星付近でアトランティス大陸と接触、交戦した。

ガンテス
アトランティス第13占領軍部隊隊員。24話で反乱を起こす若手兵士の一人。

逆噴射ロケット
22話で地球帰還態勢に入ったアトランティス大陸が減速のために使用した。
白鯨は大陸の地球帰還を阻止すべく逆噴射ロケットを攻撃したが、仮にこの攻撃がうまく行ったらオーストラリアに匹敵する大陸が激突することになり、地球もただでは済まなかっただろう(汗)。

キャッチボール
3話で剣の回想シーンに父親とのキャッチボールのシーンが出てきた。物語開始以前のキャラの数少ないエピソードのひとつである。

巨大エイ
バミューダ・トライアングルの異空間に紛れ込んでいた怪物。巨大な白鯨に匹敵する大きさを持つ。
形態からするとオニイトマキエイ(俗に言う「マンタ」)のようだ。
異空間に落ち込んだ剣とラ・メールを襲うが、マンタはおとなしいはずなんだが…巨大化した際に凶暴化したのであろう。

「距離500」
3話で国連軍編隊を、また8話で白鯨を捉えたときに副官がプラトスに告げたのがこの台詞。
プラトス機の索敵能力を示していると思われる。が、距離の単位が不明なので意味はない(笑)。

機雷
23話で海中からアトランティスへの接近を試みた白鯨は機雷源に阻まれた。
しかしあれだけ密集していたらひとつ爆発すれば連鎖反応で全部吹っ飛びそうだが…。

空中都市
8話に登場したマチュピチュの通称。

鯨の墓場
年老いた鯨が人知れず死んでいく海の墓場。19話において、白鯨が最終形態に変身した。

クスコ
インカ帝国の都があった場所。8話でマチュピチュから100km離れた町として紹介された。
その地下に走る地下道を調査した結果、マチュピチュが発見されたという説明がされていた。
地下道があることは事実らしいがマチュピチュまではつながっていない、はずである(汗)。

久能山東照宮(くのうざんとうしょうぐう)
剣の故郷、清水近くにある神社。小説版で、ヒマラヤの古代図書館への階段を登る際に剣の回想に登場。

首飾り
6話前半、出撃しようとする剣にマドーラは花で編んだ首飾りを渡した。
実際のイースター島に花はあまり咲いてなかったなぁ…などと余計な突っ込みはしない方が良いだろう。
また、11話前半ではマドーラが貝殻を集めて首飾りを作るという会話があった。貝殻の首飾りならイースター島でお土産として売っていた。木彫りや石彫りのモアイと違ってあまり目立たなかったが…。

グラーティス
アトランティスの長老科学者。12話でアトランティスの木星激突の危険についてゴルゴスに語る。
21話では白鯨をオリハルコンパワービームで異次元へ飛ばす作戦の指揮を取るが囮にしたラ・メールが白鯨を寸前で逃がし、失敗。
声:千葉順二

グレートパレス
オリハルコンパワーを使い、全世界をコントロールするシステムを備える、アトランティスの新宮殿。
25話で白鯨が突っ込んだことでオリハルコンパワーが暴走、その影響でアトランティス大陸が海没した。

クレタ島
地中海に浮かぶ島。この島を含む一帯に古代文明跡が多数残っている。
9話でバッカスはゴルゴスに命じられ、この地域へオリハルコン探索に向かうが、丁度アララト山へ向かっていた白鯨を捉えて交戦。全滅してしまい、肝心の探索は行われずじまいであった。
…というか、なぜか探索母船を引き連れていなかったのだが…。

迎撃ミサイル
19話で宇宙空間から飛来するビームに国連軍は迎撃ミサイルを発射したが、全く歯が立たなかった。
まあこれが国連軍にできるせめてもの抵抗であったろう。
…それはともかく、ビームがレーダーに映るんだろうか?

ケイン
3万年前、剣の前世の姿。若輩ながら、ムー戦士の長を務めていた。
小説版によると、ケインを倒した者には二階級特進の栄誉が与えられるという特例が設けられたほど、アトランティスはケインに苦しめられたという。
TV版ではなぜかプラトスはケインと戦ったことも、顔さえ知らなかったらしい…?
小説版ではTV版の7話に当たるエピソードでプラトスが剣を尋問する際に、剣をケインと勘違いするくだりがあった。

剣(ケン)
白銀剣、(一応)主人公。15歳。ムー戦士の長、ケインの生まれ変わり。
アトランティス出現の余波による天変地異の中、マドーラに助けられる。
最初は反発するが、やがて自分の使命に目覚めて戦士たちのリーダーとして成長してゆく。
声:武岡淳一

剣の両親
3話において富士の噴火で溶岩に埋め尽くされた故郷で呆然とする剣の回想に登場。
その後、更に難民キャンプがアトランティスの攻撃で壊滅させられたため、剣は両親の死を確信したが、あきらめの早い奴だと思ったのは私だけではあるまい。

光球ビーム
ムーバルの熱球ビームは小説版では光球ビームと呼ばれていた。
白鯨の熱球ビームはそのまま「熱球ビーム」の表記なので、ムーバルと白鯨のビームは違うと解釈されていたのかも知れない。

航時機
いわゆるタイムマシンのこと。小説版のTV版4話に当たるシーンでガラクシャの台詞に登場。
甦るアトランティスと戦うため、ムーの優れた戦士を3万年後の世界へと送り出した。
しかしガラクシャの指摘(小説版)通り、人間の肉体を時間移動させることはできず、精神だけの戻ることのない旅立ちであった。
なお、TV版では「ムーの戦士の精神を伝えるための装置」という極めて説明的な名称であった。

コウモリ
9話で『光る矢』伝説の伝わる洞窟に入ろうとしたマドーラがコウモリに驚いて悲鳴を上げるシーンがあった。やっぱ、女の子だなぁ(はぁと)。

小型戦闘機
アトランティス軍の先兵である高性能戦闘機。1話からほぼ全話通して登場。

国連軍
アトランティスの侵攻に対して抵抗したが、全く通用しなかったやられキャラ。アトランティスの強大な軍事力の引き立て役(笑)。
16話で巨大な宇宙ステーションが出てきたところを見ると、近未来レベルの科学力は有していたらしい。
白鯨と共同作戦をとることはなかったが、16話においてアトランティスの要求に応じて白鯨を捕縛に向かったことから、その存在自体は知っていたものと思われる。

国連軍司令長官
16話でアトランティスに無条件降伏した国連の命を受け、大艦隊を率いてイースター島へ向かう。
白鯨にミサイル攻撃を加えるも、アトランティスに絶対に屈しないという剣たちの決意に打たれ兵を引く。

古代遺跡
アトランティスが失った「力の源」オリハルコンを求めて向かったのは古代遺跡であった。
自分たちが地球を去った後、オリハルコンの力を使い誰かが文明を築いたはず…というのがその根拠であった。
実際に作中に出てきた古代遺跡は数ヶ所に過ぎなかったが、12話では全世界に亘って探索されたことが示されていた。
話数の都合で省略されただけで、多くの遺跡で攻防が展開されていたものと想像される。

古代食
5話と6話でムー伝統の(?)古代食が登場する。
5話に出てきたのは見たところイモのようなものが入ったスープだった。テーブルには他に果物があった。
6話で一部明らかにされたメニューは次のようなものであった。
・譲が釣ってきた大きな魚(場所柄、マグロか?)。
・学が山羊から作ったチーズ。
特に古代食というわけではないが、8話では魚を焚き火で焼いて食べるシーンがあった。このときマドーラが採ってきた大きな二枚貝は「焼いて食べると、とっても美味しい」そうである。

古代図書館
12話の舞台。ヒマラヤ山中に人知れず眠っていた、古代の英知を集めた場所。入り口にアトランティスのシンボルであるコンドルが彫刻されていたことから、地球に取り残されたアトランティスの子孫が作ったものと思われる。
オリハルコン発見の重要な手がかりが眠っていた。

古代竜
ヒマラヤの古代図書館に住み着いていた怪物。形態からすると翼竜の生き残りか?
侵入者を排除するために飼われていたわけではないらしい。

ゴルゴス
アトランティス帝国第一皇子。地球派遣軍司令官。冷酷無比な性格の軍人。
その一方で、アトランティスの未来を真剣に考えていた人でもあった。
14話でオリハルコンを手にしたプラトスを逃がすため、爆発寸前のコンドル要塞で白鯨に体当たりを敢行、壮絶な戦死をとげる。
声:伊武雅之

コルド
25話に登場したザルゴンの太鼓持ち。爆撃隊全滅の腹いせにザルゴンに斬殺されてしまった。
声:納谷六朗

コンドラ
オリハルコンを失い、眠りについた夫・ザルゴンに代わり女帝としてアトランティス帝国を率いる。
アトランティス帝国が異次元の眠りにつく際、頭脳以外の肉体を人工細胞としたサイボーグとなって、帝国復興に備えていた。
22話でアトランティス大陸の地球帰還を阻止しようとした白鯨の前に立ちふさがり、大気圏に散る。
声:沢田敏子

コンドル
アトランティスのシンボル。本来は南米・アンデス山脈に生息する鳥。
8話のマチュピチュにアトランティス部隊が飛来した際、その上空をコンドルが一羽舞っていた。
実際にはあのあたりにコンドルはいないはずだが…あまり細かいことは気にしないでおこう。
また、小説版ではTV版の10話に当たるエピソードで、ポポロの飼っていたのがコンドルだった。ナスカの辺りにもコンドルはいない。…まあいいけど。

コンドルトーテム
ナスカに暮らす「空の民」が村の守り神として崇めてきた塔。実はアトランティス基地のコントロールタワーだった。

コンドル要塞
アトランティス帝国地球派遣軍の中核をなす巨大な移動要塞。巨大な白鯨をさらに上回る巨体と強大な戦闘力を誇る。また、上下に分離することも可能。
6話ではメンバーの揃わない白鯨をその強力な主砲で海に沈めた。
14話において、白鯨と相討ちの形で南極に沈んだ。

コンピュータ
21話で初めて白鯨内でコンピュータが使用された(それまでも使用されていたのかも知れないが)。
しかしそれを扱う学の手つきはお世辞にもスピーディとは言い難かった。あれでは絶対にブラインドタッチなどできそうにない(笑)。

#Top

さ行

サイボーグ
作中ではマドーラとコンドラがサイボーグであった。そして広い意味では白鯨も…。
しかしサイボーグとは言っても具体的にどんな能力を持っているのか、なかなか説明し辛い。
特殊能力を持たせるためと言うよりは、3万年の時を生き長らえる手段としてサイボーグ化が行われたようである。

ザルゴン
アトランティス帝国帝王。物語当初はオリハルコンを失い眠りについていた。
アトランティスがオリハルコンを取り戻し、ザルゴンが復活したとき、それは悲劇の始まりだった。
声:渡部猛

ザルゴン要塞
最終話でザルゴンが乗り込んで白鯨と決戦を戦った。白鯨を窮地に陥れるも、ラ・グリルの力を得て復活した白鯨に倒される。

残置エネルギー
バミューダ海域でオリハルコン反応を捉えようとしてカウントしたのが、3万年前にアトランティスが開発実験を行った反重力爆弾の残置エネルギーであった。
小説版では「残置エネルギー」となっていたが、TV版では子供にも分かるようにとの配慮からか、「残っていたエネルギー」という説明的な台詞になっていた。

敷島博士?
1話でアトランティス軍に一方的に叩きのめされた国連軍を見て「一体、何者なんだ…」と呟く管制室のメガネの男は、よく見ると次作「鉄人28号」の敷島博士じゃ…? 東京ムービーは偉大だ(笑)。

自転車ドロ
剣は昔、出来心で自転車を盗んだことがあったそうである。他にも畑のスイカをかっぱらったり…典型的な悪ガキであったらしい。

清水市
剣の故郷だが、TV版では富士山麓にある海辺の町だということが分かる以外、明確な地名は出てこなかった。
アトランティスの探索ミサイルで富士が噴火し、溶岩に埋め尽くされた。
余談だが、2003年4月1日、静岡市と合併して現実の世界でも消滅してしまった(笑)。

車輪
24話でラ・メールがプラトスを救出するときに使った乗り物を除き、ムー・アトランティスとも車輪を使用したメカは登場しなかった。
そう言えば、中南米の古代文明は車輪の原理を知りながらそれを実生活に役立てることはなかったそうだが…別に関係はないだろう、多分。

重戦闘機
小型戦闘機の2倍のエンジンと大口径ビーム3門を装備するアトランティス軍戦闘機。部隊長クラスが使用すると思われる。9話でバッカスが使用したが、物語終盤では爆撃機と合わせて集団で攻撃してきた。

重力装置
アトランティスには反重力エンジンの他に重力装置というのもあった。12話でアトランティスが木星との激突の危機に陥った際、グラーティスの説明では1ヶ月間くらいなら進行速度を抑えることはできるが、オリハルコンなくしてそれ以上は制御できなかった。

ジュニアカップ
ワールドカップの前年に開催された大会。国際ユース大会といったところか。
その決勝戦で譲を擁するブラジルチームはポポロがゴールを護るペルーチームと対戦し、引き分けた。
この時点で譲とポポロはワールドカップへの出場が決まっていたらしい。

瞬間移動作戦
20話でハイドが旗艦に備わる瞬間移動能力を利して白鯨を攻撃した作戦。
学に出現地点を割り出され、白鯨の待ち伏せ攻撃を受けて敗北した。
どーでもいいが、あまりにもそのままな名称なので、観ていて少々白けた(汗)。

譲(ジョウ)
白城譲、15歳。ムー戦士、ジョナスの生まれ変わり。
ブラジルのプロサッカーチームから莫大な契約金でスカウトされた天才少年であった。弱冠15歳にしてサッカー王国・ブラジル代表の中心選手として活躍できる点を見れば彼の天才性がわかる。
声:井上和彦

小説版
「ムーの白鯨」唯一のメディアミックス作品。文化出版局よりポケットメイツの一作品として上下巻で刊行された。
ストーリーは概ねTV版に沿っているが、致命的な矛盾点がある(汗)。

情報部
アトランティス軍の一部署で情報収集を担当していたらしい。10話では探査衛星でナスカに眠る自軍の基地を見つけた。
しかし、白鯨の出撃地点を割り出すことはできなかった(あるいは、探していなかった?)。
もしかするとオリハルコン探索に特化して、ムー側の情報収集は軽視していたのかも知れない。

ジョナス
譲の前世の姿。3万年前のムーにおいて、戦士の一人として戦っていた。
小説版ではジョス。

資料陳列室
12話に出てきた古代図書館には資料陳列室まであり、昔の武器が展示されていた。譲は太刀の1本を手に取り、
「へ〜ぇ、こりゃまだ使えるぜ」
とか言っていたが、古代竜に斬り付けたところ簡単に折れてしまった。外見上、使えるように見えても内部は劣化が進んでいたものと思われる。

信(シン)
白風信、15歳。ムー戦士、シンムの生まれ変わり。動物と心を通わせることができる。
声:鈴置洋孝

親衛隊
アトランティス帝国、女帝コンドラ直属の部隊。ラ・メールが所属している。

人工竜巻
21話で大陸に侵入した白鯨に対し、アトランティス側は人工竜巻で攻撃した。このことから、オーストラリアほどの大きさしかないアトランティス大陸が1Gの重力を保持し、大気を持つことがはっきりした。

『信じるかい』
「ムーの白鯨」エンディングテーマ。唄:水木一郎
通常、エンディングテーマは作中では1番しか使用されないことが多いが、ムー白では最終話のエンディングは2番が流れた。

シンム
信の前世の姿。3万年前のムーにおいて、戦士の一人であった。

スフィンクス
エジプトに眠っていたアトランティスの戦闘要塞。
白鯨とのサイズ比較などから考えると現在観光名所になっているスフィンクスとは違うのかも知れない。
地球占領作戦の第1攻撃部隊中核として使用され、国連軍の戦車部隊を咆哮一発で壊滅させた。
変身後の白鯨に新たに備わったオーロラビームに敗れる。

世界のヘソ
イースター島の別称。1話で学が麗に解説した。

Z273Y46
6話で剣のムーバルを狙ったコンドル要塞のビーム砲座標データ。
このとき剣を庇って白鯨がコンドル要塞に敗れた。

戦闘訓練所
11話冒頭でプラトスが若手兵士にフライトシミュレーターのような装置で戦闘訓練指導を行なっていた。このとき指導を受けていたのが何を隠そう24話に登場したハメルであった。

戦闘犬
7話冒頭でプラトスが戦闘訓練の対戦相手として使用。コウモリの様な翼と長い尾を持つその姿は、犬と言うよりドラゴンという感じだったが、今は絶滅してしまった古代生物なのか、それともロボットだったのかは不明。

「そういうあなたの国はどうなんですか」
2話でアトランティスの声明を聞いた国連会議の席で、「これはどこかの国がいやがらせにやっているに決まっている」と言い放った某国代表に反論された一言。
その後会議は紛糾したが、議長がアトランティスに『地球代表として』回答していることから、何とか収拾はついたらしい。
ちなみに、「あなたの国」というのが一体どこかは謎(笑)。

操縦カプセル
白鯨の体内にあるコントロールルーム。白鯨がどんなに動いても常に水平を保つ密閉された球体に、ムー戦士5人の席が備え付けられている。
白鯨の口の辺りからテレポートで入ることができる。

操縦球
白鯨とムーバルの基本操縦系をなす装置。二つの球を掴むことで操縦者の意思を伝え、自在に操ることができる。

挿入歌
作詞・作曲されたものの、本編中では使用されない歌のこと。

空の民
アトランティスがナスカに築いた基地を護るため警備伝承催眠をかけて残された人々の子孫。
自分達は昔、大空からやってきたと信じ、コンドルとともに生きコンドルとともに大空の王に仕え続ける。

#Top

た行

第一格納庫
14話でコンドル要塞内への剣たちの侵入を許したプラトスが要塞に戻った際、駐機しようとした施設。
しかし、剣たちの破壊活動により使用不能になっていた。

第一師団
アトランティス軍最高の戦闘能力を誇る部隊。その旗艦は大きさこそ及ばないものの、戦闘能力はコンドル要塞に匹敵すると思われる。16〜17話でプラトスが旗艦として使用した艦か?
20話においてハイドの指揮の下、瞬間移動能力を駆使して白鯨を苦しめた。

第一ブリッジ
コンドル要塞のメインブリッジ。14話で要塞が上下に切り離された際、オリハルコンを運搬していた部分。

第一補助エンジン
14話でコンドル要塞内に侵入した剣がムーバルで破壊した。

第三ブリッジ
コンドル要塞のブリッジの一つ。14話でオリハルコン回収作業に使われた。

第13次特別捜索隊
11話でバミューダへオリハルコン捜索に向かった部隊。その任務の危険性からプラトスを気遣い、ラ・メールが代わりに出撃した。
ちなみに、ここまでにオリハルコン探索の舞台となったのは3話の富士山、8話のマチュピチュ、9話のアララト山麓(捜索目的地は地中海のクレタ島一帯)だけなので、話数の関係で登場していない地域が相当数あることがわかる。
※7話のエジプト、10話のナスカは目的がオリハルコン探索ではなかったので上記には含めない。

第17攻撃隊基地兵舎
24話でアトランティス反乱軍兵士が集結した場所。多くの兵士が死んだため使われていないこの場所で若手兵士が決起した。

第7次特別攻撃隊
17話冒頭で白鯨に攻撃を仕掛けたアトランティス攻撃隊。重戦闘機を中核とする部隊だったが、白鯨には歯が立たなかった。
なお、この隊次からすると16話との間に少なくとも6回の戦闘が行われたことになる。

竪琴
17話ではマドーラが「ムーの時代の古い楽器」と称する竪琴を弾くシーンがあった。
ここではぜひとも挿入歌を入れる配慮が欲しかった(涙)。

短剣
9話でムーバルの残骸の傍に落ちていたケイン愛用の短剣。以後、剣の愛刀となる。

探査衛星
10話でナスカにアトランティス基地を見つけたのはアトランティス情報部の探査衛星だった。
12話の古代図書館を発見できなかったことから考えると、その能力はあまり高くなかったのかも知れない。

探索機
アトランティス軍がオリハルコン探索に使用したメカ。
その時々で呼び名が微妙に変わるが、基本的には地中深くに潜り込む探索ミサイルとそれを運ぶ探索母船からなる。
11話ではプラトス機からカプセル型のものが投下された。
富士山を噴火させたりマチュピチュで剣を窮地に陥れたりと、妙なところ(?)でも活躍。

地球移住大改造計画
19話でザルゴンがぶち上げた、アトランティスの地球帰還に先立ち地球を有効に使うに必要な環境を創り出す計画。
海流の流れを変え、地球上の気候を変化させようとした。
オリハルコンパワービームを使ってアジア大陸を削り取り、暖流を北極へ流し込むなどの無茶をやったが、思いつきでやっただけでとても計画的なものとは言い難かった。
その後の地球は、火星のような荒れ果てた姿に変わってしまった。

チコ
小説版でTV版10話に当たるエピソードに登場した、譲のチームメート。

地上車
4話に登場したムーの乗り物。ジョナス、レイナ、シンム、ガラクシャが中央行政府に向かう際に使用。
帆を張ったボートのような形状で、車輪は付いておらず、地上から僅かに浮き上がって走行する。

「父上、剣をお抜きください」
24話でプラトスが父・ザルゴンに挑んだ時の台詞。
ザルゴン「フッ、貴様一人を倒すのにわざわざ剣を抜くまでもあるまい。このままでも充分貴様を倒せるわ」
プラトス「なっ、なにい……」
……というやり取りの後、『グレート〇ーン』を放ってくるわけではないので注意のこと(笑)。

チベット
ユーラシア大陸中央部に位置する世界最大の高原地帯。標高3,500m〜5,500m、北を崑崙山脈・天山山脈・アルティン山脈、西をカラコルム山脈、南をヒマラヤ山脈に囲まれている。
12話の予告で剣たちが向かう先がチベットになっていた。
しかし、本編中で古代図書館があったのはヒマラヤだが…まぁ場所は接しているからあながち間違いではないが、果たして一緒にして良いのだろうか…?

中央行政府
4話に登場したムーの行政機関。ここからジョナス、レイナ、シンム、ガラクシャは3万年の未来へとその精神を旅立たせ、マドーラはケインと涙の別れをした。


地球の衛星。
物語前半はアトランティスの基地が設置されていた。もっとも、基地と言ってもコンドル要塞が鎮座していただけにしか見えなかったが。
16話では一見、巨大な鏡のようなオリハルコンパワービームの中継基地が設置されたが、17話で白鯨にはじき返されたオリハルコンパワービームで破壊された。

電撃
12話で剣の窮地を救うため、マドーラは古代竜に電撃を放った。
しばらく動けなくなるほど消耗が激しかったが、それでも古代竜を完全に倒すことはできなかった。

透視図
20話で第一師団を率いて白鯨に挑んだハイドは、白鯨の透視図を見て攻略法を練った。
しかし、透視図を見たいと思ったら一発で出てくる辺り、アトランティスの科学力は想像を絶するものがある。

「ところで、あなた何しにここに来たんですか?」
1話中盤、イースター島で学が初めて麗に会った際、モアイについてひとしきり解説した後に発せられた台詞。
「普通、観光だろ」と思わず突っ込んでしまうが、「世界中が異常現象で大変なこの時期に」ということが根底にあったのだろう。

土星
太陽系第6惑星。アトランティス大陸はこの付近に出現した。

トルコ
「東西文明の十字路」とも呼ばれ、ヨーロッパとアジアの間に位置する国。
ノアの箱舟伝説で名高いアララト山を擁し、9話の舞台となった。
また、オリハルコン発見の手がかりとなった「ピリ・レイス地図」の著者、ピリ・レイスはトルコの人物である。

奴隷
アトランティスは支配下に置いた地域の人々を奴隷として強制労働に駆り立てた。
ちなみに「奴隷」という言葉が放送コードに引っかかったのか、初DVD化の際には単語部分の音声がカットされていた(汗)。

#Top

な行

流れ星
宇宙空間に漂う微小天体が地球に落下する際、大気との摩擦で発光する現象。
流れ星に願いを掛けるというのは古代ムーでも行なわれていたらしいことが18話の描写で明らかになった。

ナスカ
アンデス海岸地帯にある、地上絵であまりに有名な遺跡。実はアトランティスが宇宙進出のために築いた基地であった。
約500kuもの広範囲に数十個の絵、数百個の幾何学模様、数万本に及ぶ直線が描かれているが、10話で基地として出てきたのはハチドリの絵の部分だけだったので、他の地上絵はアトランティスとは関係がないのかも知れない。

南極
オリハルコンが眠っていた場所。厚い氷の下で古代都市とともに発見された。
ちなみに、あの「神々の指紋」よりはるかに早く「南極古代文明説」を取り上げていることは特筆すべき点である。
どーでもいいが、あんな薄着で南極に行って剣たちは大丈夫なのか…?
なお、小説版で国連軍の残存兵が最後まで抵抗していたのもこの南極大陸であった。

「何せ伝説ですから…」
12話で古代図書館を探しにヒマラヤへ向かった際の学の説明。
しかし、こんな曖昧な情報だけで古代図書館をあっさり見つけてしまうあたり、川○浩探検隊もビックリである(笑)。

「鳴んないラジオだったら俺だって作れるぜ」
10話で調子の悪い自作ラジオを前に苦戦する学に剣が言い放った一言。
その後、同じように調子の悪いテレビを叩いて直し(?)学の自信をなくさせた(笑)。

難民
10話の時点で、壊滅的打撃を受けた国は20数カ国に達していた。難民の数は明らかにされなかったが、相当数にのぼるものと思われる。

日本
生まれ変わったムーの戦士たちはなぜか皆日本人だった(譲は日系ブラジル人かも知れないが)。日本民族はムーと何か関連があるのか?

ヌード
最終話エンディングのラストでは剣とマドーラの後ろ姿のヌードが出た。
マドーラはともかく、剣のヌードを見たかった人がいたとは思えない(って、別にファンサービスじゃないけど)。

抜け穴
8話のマチュピチュでアトランティスのオリハルコン探索の影響で山腹に空いた穴は周囲が石組みであり、古代の抜け穴と推察された。学はこの穴を通ってマチュピチュの建設石材を頂上に運んだのでは、と推定したが真偽のほどは定かではない。

熱球ビーム
ムー側の主力ビーム兵器。球状のビーム弾を放つ。ムーバルと白鯨最終形態が使用した。

熱線ビーム
アトランティス側のビームに名称は特になかったが、爆撃機だけは機体下部にある大口径ビームの名称が25話で明らかにされた。

ノアの箱舟
旧約聖書に記された洪水伝説。9話に登場したトルコ・アララト山にあるノアの箱舟跡と呼ばれる地形はもっと麓の方ながらも実在するらしいが、ムー・アトランティス戦との関連は本編中で語られず、不明。

ノーム
小説版に登場した古代ムーの首都。

#Top

は行

ハイド
アトランティス帝国科学長官。オリハルコンパワービーム砲を開発した。
20話で宇宙に飛び出した白鯨を迎え撃つべく第一師団を率いて出撃するが敗北。
声:大木民夫

白鯨
ムーのシンボルである全長200mに及ぶ巨大な鯨。破壊の神にもなり得る力を持つ平和の守護神。
ラ・ムーが自身の脳をその体内に移し替え、3万年の時を越えて蘇った。

爆撃機
コンドル要塞の小型版といった趣のアトランティス兵器。10話で初登場したがこのときは「爆撃機」らしく見えなかった。
機体下部に装備した大口径熱線ビーム砲で地上攻撃に威力を発揮するが、これを使用したのは物語終盤近くになってから。

波状バリア
6話のゴルゴスの台詞によると、コンドル要塞のバリアは波状バリアというらしい。

バスト
アトランティス第108防衛隊隊員。24話で反乱を起こす若手兵士の一人。
小説版ではバトス。

バッカス
重戦闘機を駆って地中海クレタ島一帯の古代遺跡にオリハルコン探査に向かうが、オリハルコンの手掛かりを求めてトルコに向かった白鯨と鉢合わせした。
メンバーの揃わない白鯨を一時、窮地に陥れるが、剣のムーバルと一騎打ちして敗れ去る。
声:渡部猛(って、ザルゴン!?)

ハットトリック
サッカーやホッケーで、一人の選手が1試合に3点取ること。
元々はクリケット用語で、三人の選手を連続アウトにすると帽子を贈られたことに由来するという。
ワールドカップにブラジル代表の一人として出場した譲は、ペルーと対戦。しかし、ポポロを欠くペルーゴールは譲にとって無防備同然となり、小説版ではハットトリックを達成する大活躍を見せ、ブラジルはペルーを5−1で降して決勝へと駒を進めた。
TV版ではハットトリックを達成したかどうかは分からなかったが、ブラジルの3点目を上げたのは譲であった。
だが、ライバルと対決できなかった譲の心は晴れなかった。

バミューダ・トライアングル
大西洋、バミューダ島を頂点とする三角形の海域。飛行機や船が忽然と消える事件が起こることで有名。
その原因として学が「海の怪獣説から電磁波や動力の異常現象など色々言われてますが…」と挙げるが、「動力じゃなくて重力だろ」と、すかさず突っ込もう(笑)。
実は3万年前のアトランティス兵器実験場跡で、反重力爆弾による時空の歪が原因であった。
どこから紛れ込んだか、巨大なエイが潜んでいた。

ハメル
24話において、反逆罪で捕らわれたプラトスをラ・メール、オリガとともに救出した若手兵士。
11話冒頭でも戦闘訓練所でさりげなく登場していた。

バリア
アトランティス、ムーとも使用するが、特に物語初めにおいては白鯨唯一の武器であった。

パルベ
アトランティス第7突撃隊員。24話で反乱を起こす若手兵士の一人。
小説版ではパメル。

反重力エンジン
宇宙空間に出現したアトランティス大陸はオリハルコンパワーを利用した反重力エンジンを使い、大陸ごと地球へ向かった。

反重力爆弾
3万年前、アトランティスがムーを大陸ごと宇宙に吹き飛ばす計画で開発した兵器。実験は失敗に終わったが、その実験場跡にバミューダ・トライアングルを生み出した。

反乱
24話においてラ・メールは反逆の罪で捕らえられたプラトスを救出、若手兵士たちを集めて反乱を起こした。
しかし、プラトスがザルゴンの前に倒れたため、反乱は失敗に終わった。
首謀者を失った後も組織的活動が維持できたとは思えないが、その残党がどうなったかは不明。

東へ向かった男
学がトルコの図書館でオリハルコンについて調べた際に見つけた伝説(小説版)。
アララト山麓に偉大な一人の男が降り立って住みつき、やがて飢饉になった時、多くの民を導き東へ向かった、という。
剣のルーツを感じさせるエピソードである。

ヒカリゴケ
12話に登場した古代図書館はヒカリゴケに覆われた光の洞窟だった。

光る矢
9話でノアの洪水伝説を追って聞き込みを行なった剣とマドーラが聞きつけた、アララト山麓の村に伝わる伝承。
アララト山から水が引いたとき、空飛ぶ光の矢が降りたという。村人は神聖な場所としてその地を守っていたが、そこには3万年前に消息を絶ったケインのムーバルが残骸となって眠っていた。

必殺技?
…というわけではないが、白鯨最終形態には熱球ビームを一斉発射するという攻撃方法があり、20話と25話で使用した。(多分、22話でコンドラを倒したのもこの技)
5つのビームが合わさることで凄い破壊力を生み出すというもので、20話で敵旗艦に放った際は一撃で撃沈というわけにはいかなかったが、その衝撃で周囲の戦闘機隊が全滅するという威力を見せた。
ところで、実際には白鯨のビーム砲は7門あるのだが…一斉発射できるのは5発までなのかも知れない。

ヒマラヤ
ユーラシア大陸の中央部、「世界の屋根」とも言われ、8,000m級の大山脈が聳え立つ大スケールの山岳地帯。
アトランティス3万年の謎を秘めた古代図書館が眠っていた。

氷山
13話で目覚めたオリハルコンの力はその一端でさえ、南極を覆う巨大な氷山を突き崩すほど凄まじいものであった。

ヒラニプラ
ムーの首都。小説版ではノームとなっていたが、チャーチワードの著作にもあるヒラニプラが正解。
4話ではムーに唯一つ残された都市として登場。

ピラミッド
スフィンクスとともにエジプトに眠っていたアトランティス基地。戦闘要塞・スフィンクス起動のスイッチの役割を果たしていたらしい。
実はピラミッドと呼ばれる遺跡はエジプト以外にも中南米を初め世界中にあるが、話数の関係からか作中で語られなかったので他のピラミッド遺跡との関連は不明。

ピリ・レイス地図
16世紀、海賊(資料によっては海軍提督)であったトルコのピリ・レイスがより古代の、紀元前の地図を参考にして作成したとされる地図。
驚くべきことに近年ようやく発見された南極大陸が、それも氷の下の地形が正確に記録されている、非常に有名なオーパーツである。オリハルコン発見の大きな手掛かりとなった。
ちなみに13話で剣たちが会議に使う南極地図はピリ・レイス地図とは違うようである。

ブーメラン
投げると手元に戻ってくることで有名な武器。小説版でポポロが使っていた。なお、TV版でポポロは鋭利な槍を使っていた。

富士山
「霊峰」と呼ばれることからオリハルコンが眠っているのでは、と誤解されてアトランティスの最初の探査目標となった。
その際、探索機の影響で噴火してしまった。
国連軍の攻撃を全く寄せ付けなかったアトランティス戦闘機も、富士の噴火で数機が破壊されてしまった。どんなに科学が発達しても自然の力には敵わないということか。

ぶっ壊れのキューピッド
5話で剣にこう呼ばれて腹を立てたミューは信になだめられていた。

フライング・ジョウ
天才サッカープレーヤーであった譲の異名。ブラジルのプロサッカーチームから莫大な契約金でスカウトされた。
10話でW杯に出場、ペレの持つW杯最年少得点記録(17歳)を更新した。まさに天才児。
ところで、ブラジル代表としてW杯に出場したということは、譲はブラジル国籍を持っているということか。彼こそ後のロ○ルト本郷(嘘)。

プラトス
アトランティス帝国第二皇子。地球派遣軍副司令官。
アトランティスが武力で支配することで地球に平和が訪れると信じていたが、ザルゴン復活の頃からその信念は揺らぎ始める。
ラ・ムーの娘、ラ・メールと愛し合い、やがて悲劇的な結末を迎えることとなる。
声:古川登志夫

プラトス専用機
小型戦闘機の3倍のエンジンを積む、プラトス専用に開発されたと思われる大型戦闘機。15話ではムーバルの熱球ビームを連続12発受け続けてなお撃墜できなかったほどの頑丈さも見せた。

ペルー
南米大陸太平洋岸に位置する国。
多くの古代遺跡が存在することで有名で、作中でもその名に恥じず、前半のオリハルコン探索編では2回も舞台となった。

ペレス
小説版でTV版10話に当たるエピソードに登場した、譲のチームメート。

ペンギン
13話では画面に幾度もペンギンが現れていた。このことから、舞台は南極大陸の海岸部だということが分かる。

ペンダント
3万年前、マドーラが愛するケインに贈ったペンダント。9話で残骸となったムーバルの傍に短剣とともに落ちていた。
ムーの技術か、3万年の時を隔てても美しい輝きを保っていた。
12話で剣の気持ちを確かめたマドーラが愛の証として剣に渡した。

ポイント2437
19話で国連軍レーダーが捉えたオリハルコンパワービームの位置。
どうでもいいが、ビームがレーダーに映るのだろうか…?

防空ミサイル
10話で学は、アトランティス編隊が防空ミサイル網を突破してペルーに向かったとの国連軍情報をキャッチした。
敵わないまでも、国連軍は果敢にアトランティスに挑んでいたことがわかる。
11話ではバミューダへ向かったアトランティス編隊に対応したのはアメリカの防空ミサイル網であった。この辺の使い分けはよく分からない。

補助ロケット
22話で白鯨に逆噴射ロケットを破壊されたアトランティスは補助ロケットを使用した。しかし慌てて切り替えたため、その噴射で味方戦闘機を巻き込んで破壊していた。

北極
ゴルゴスは北極を「昔も今も文明の栄えた痕跡すらない」として南極と共にオリハルコン探索候補地から真っ先に外した。南極はともかく、北極は海なんだが…ここでは北極圏という意味合いで使われていると思われる。
しかし、12話で出てきた探索状況図に示された探査済みランプがスカンジナビア半島の辺りにもあったが、あそこってほとんど北極圏じゃ…?

ポポロ
フライング・ジョウこと譲がサッカープレーヤーとしてライバルと認めたペルーチームのゴールキーパー。
恐らく、ペナルティーエリア外からのゴールは許したことがないに違いない(違)。
ジュニアカップの決勝戦で譲のシュートを防いだ。譲いわく、「シュートをブロックされたのは生まれて初めて」とのこと。
しかし、アトランティスがナスカに築いた基地を守るため警備伝承催眠をかけた人々・「空の民」の子孫であり、皮肉にもサッカー以外で戦うことになってしまった。
別にどーでもいいが、ポポロはグローブも付けずにゴールキーパーをやっていたが、手は大丈夫か(笑)?
声:古谷徹

#Top

ま行

マイナスパワー
オリハルコンが完全に3万年間眠り続けていた場合を想定したハイドが11話で提唱した仮説。
地底深く眠り続けたオリハルコンパワーは、一定の周期で蓄積されたエネルギーの一部をマイナスパワーとして放出するという。
大地の陥没、隆起、大津波、異常気象など、あらゆる異常現象が考えられるが、地球情報から解析コンピューターが選び出した典型的なサンプルとしてバミューダ・トライアングルの調査を行なうことになった。

マドーラ
本編のヒロイン(と、断言)。
ラ・ムーの娘。3万年前、ムー戦士の長・ケインと愛し合うが、戦いの中、その想いが叶うことはなかった。
3万年の時を越えてアトランティスと戦うため、人間の肉体と心を捨ててサイボーグとなる。
しかし、いつしか心を取り戻して剣を愛するようになる。しかし、もはや人間ではなくなっていることから剣とは愛し合えないと悩む。
物語後半ではアトランティスに生き別れの姉、ラ・メールが居ることが判明し、姉との戦いに苦悩する。
声:吉田理保子

マチュピチュ
インカ帝国を代表する遺跡の一つ。「空中都市」とも呼ばれる。オリハルコン探索を巡って戦いの舞台となり、破壊されてしまった。

マヤ遺跡
8話でコンドラがゴルゴスにオリハルコンの手掛かりとして古代遺跡を探すよう指示した際に遺跡の例として出てきたのは見たところマヤ遺跡のようであった。
3カットの断片的映像だけで遺跡の特定は難しいが、最後に出てきたカットはティカルのようである。

水着
5話と8話では海水浴シーンが出てくるが、水着が手に入らないらしく男性キャラはマントを流用したらしい腰巻姿。
一方、マドーラは服のまま泳いでいた。(水着姿を見たかった…涙)
余談だが、南太平洋のトンガの女性は宗教上の理由から肌を晒すのを嫌い、海では服のまま泳ぐと聞いたことがあるが…製作スタッフがこのことを知っていてこの描写にしたのかは不明。

ミュー
白鯨のマスコット的存在の一角天使。マドーラいわく、「白鯨の事は何でもミューが知っています」とのこと。
だがその正体が何なのか、結局最後まで明かされなかった。
白鯨ラ・ムーやマドーラと違い、サイボーグ化することなく3万年の時を越えたと思われることから不死の存在なのかも知れない。
声:栗葉子

ムー
かつて地球に存在した二大文明のひとつ。その中心となった大陸。
3万年前、アトランティスとの戦いの中で海没した。
なお、TV版では帝国とは言っていなかったが、小説版では「ムー帝国」と表記されていた。

ムーの子供たち
3万年前のアトランティス消滅後、現代につながる文明を築いてきたのはムーの子孫たちであった。そのムーの子孫たちのことを作中では「ムーの子供たち」と呼んでいた。
剣たちムー戦士を表す言葉としても使用された。
ちなみに、ザルゴンとゴルゴスは「ムーのこせがれども」と呼んでいた。

ムーバル
ムーの戦闘飛行艇。どこからどう見てもスピードが出そうに見えないが、アトランティス戦闘機と互角以上に戦えることから相当の高性能と思われる。
空中・水中を自在に移動できるが、宇宙空間を飛ぶことはできないらしい。

『ムーへ飛べ』
「ムーの白鯨」オープニングテーマ。唄:水木一郎
通常、オープニングテーマは作中では1番しか使用されないことが多いが、ムー白では15話と19話の本編ラストで2番が流れた。

無人島
8話の冒頭にはイースター島近くにあると思われる無人島が登場する。島には古代の遺跡もあった。
イースター島近くの島と言えば「鳥人の島」が有名だが、これはどうも別の島のようである。
麗がキャッチした情報を頼りに剣たちはマチュピチュに出撃するが、ムーバルは南に飛び続けた。イースター島あたりからなら東に向かわなければならないんだが…。

目からビ〜ム!
小説版ではTV版の15話に当たるシーンで、モアイの目からビームなどという描写があった。…見なかったことにしよう(汗)。
あまつさえ、8話と12話に当たるシーンでは、マドーラの目から…うぅ、忘れよう(涙)。

メンデル
プラトス機の副操縦士として小説版に登場。TV版でも同じ役割のキャラがいたが、こちらは名前が出てこなかった。

モアイ
イースター島にあるあまりに有名な巨石像。TV版では単なる背景としか扱われなかったが海底神殿の遺跡との共通点が認められないことからムー文明と直接の関連はないのかも知れない。

木星
太陽系第5惑星。軌道をそれたアトランティス大陸は木星との激突の危機に見舞われた。

紋章
白鯨をシンボルとしたとされるムーだが、海底神殿のあちこちにあるムーの紋章はむしろ太陽を思わせる。恐らく、チャーチワードの著作を参考にしたのであろう。

#Top

や行

山羊
6話のマドーラの台詞から、イースター島には山羊がいるらしい。まあ、牧畜も行なわれているようなのでいても不自然ではないが…。

野生の勘を持つ少女
天才テニスプレーヤーとして名をはせた麗の異名。
「試合中、緊張すればするほど不思議に勘は冴え、相手の動きが見えた」とは麗の弁。彼女の類稀な予知能力を垣間見せるエピソードである。

『勇者の剣を手に』
「ムーの白鯨」の挿入歌のひとつ。唄:水木一郎
音楽集に入ってはいるが、挿入歌として作中で使用されることはなかった。
あくまで個人的な見解だが、ムー白音楽の中で一番聴いてて恥ずかしくなる歌である。


1話で、剣を除く4人は白鯨とマドーラの夢を見てイースター島にやって来た。
譲は貨物船にこっそり乗り込んでやって来たそうだが、残りの3人がどうやって来たかは不明。
実は何気に金持ち(笑)?

予知能力
作中でマドーラと麗がこの能力を操った。未来を見通す非常に便利な能力だが、肝心なところで敵の接近に気付かないなど、必ずしも万能ではなかった。

呼び方
白鯨には「ラ・ムーの名を5人で声を合わせて3回呼ぶ」という独特の呼び方があった。
「そんなに面倒くさいのか」という剣の意見は全く正しい。ちなみに、そのとき操縦カプセルにいたマドーラが操縦して行けば…という突っ込みはなぜか入れなかった。
もっとも、8話ではマドーラが操縦して行ったし、その他の回でもラ・ムーが自分の意思で出撃したりして、剣たちがわざわざ白鯨を呼んだのは5話と10話の2回だけだった。

#Top

ら行

「ラーメンが食いてぇ…」
古代食が口に合わず、ホームシック(?)になった剣が6話で語るのが「母ちゃんの作ってくれたラーメン」であった。
関西人ならここでうどんが出てくるところだ(笑)。
しかし、5話で剣がマドーラの手料理をけなすのを見て殺意を覚えつつも、ひねくれてるんだと思っていたが…どうやら本当に口に合わなかったらしい。何ちゅうゼータクな奴っちゃ(怒)。

ラウンドクロス旋回
白鯨を捕らえたラウンドクロス包囲網(次項)を旋回させて月へと落下、そのまま月面に叩きつけようとした。
剣たちは月面への激突寸前、包囲網が崩れた瞬間に浮上、間一髪で逃れることができた。

ラウンドクロス包囲網
20話で宇宙に飛び出した白鯨を迎撃したアトランティスの阻止ライン。隕石群を使って白鯨を包囲し、動けなくした。隕石群を爆破して逃れようとしても、その爆発に巻き込まれてダメージを受けてしまう、突破不可能の包囲陣である。

ラ・グリル
アトランティスの力の源・オリハルコンに対するムーの力の源。宇宙を創造した神がオリハルコンとともに地球に投げ入れた光。
人間に科学と精神との調和、何よりも愛、言い換えるなら心を備え付けた。
光輝く金属球であるオリハルコンとは対照的に、人々の心の中にある無形の存在である。

『LOVE』
「ムーの白鯨」の挿入歌のひとつ。唄:かおりくみこ
挿入歌として作中で使用されることはなかったが、BGMとしては使用された。しかし、ここはやはりマドーラが竪琴を弾く17話のシーンで彼女に歌って欲しかった(涙)。

ラ・ムー
ムー大陸の指導者。3万年前、自身の能力を振り絞りアトランティスを大陸ごと異次元の彼方へ飛ばす。
アトランティス復活を予期し、脳を白鯨に移し替えることで3万年の時を越えて蘇った。
声:杉田俊也

ラ・メール
アトランティス帝国・女帝コンドラ直属の親衛隊隊員。
ちなみに、小説版では伝達護衛官となっていた。
実はラ・ムーの娘でマドーラとは双子の姉。3万年前にアトランティスへ人質として取られ、当人はそのことを知らないままアトランティス人として生きてきた。
父と娘が、そして姉と妹が、敵味方に引き裂かれ、悲しい戦いを繰り広げることになる。
双子でマドーラとそっくりという設定になっているが、「似ている」と言ったのは剣だけであった。実際、似ているようには見えないんだが…。
幼馴染のプラトスと愛し合い、やがて悲劇的な結末を迎えることとなる。
声:小山茉美

ラ・メール専用機
18話と21話でラ・メールが使用。ビーム砲1門と、武装は貧弱。
正式名が不明なのでここではラ・メール専用機としたが、むしろ親衛隊の連絡機といった性格の機体と思われる。

ランガン
13話に登場。南極でオリハルコンを発見するも剣との一騎打ちに敗れ去り、コンドル要塞の到着まで持ち堪えられなかった。
声:玄田哲章

リーダー席
白鯨の操縦カプセルにはリーダー席というのがあった。
しかし外見上は他の席と変わらなかった。剣たちがどこでリーダー席と見分けていたのかは謎(笑)。

リジン
アトランティス第7突撃隊員。24話で反乱を起こす若手兵士の一人。

リキオ
アトランティス第13占領軍部隊隊員。24話で反乱を起こす若手兵士の一人。

類似品
放送開始前、ムー白は「海のト○トン」の類似品という有難くない前評判を受けていた(悔)。

ルパン…?
8話、マチュピチュ発見のきっかけとなったというクスコに居た泥棒のエピソード。顔は出ないがその走る後姿にルパン3世を思い浮かべてしまうのは私だけだろーか…?

麗(レイ)
白鳥麗、14歳。ムー戦士、レイナの生まれ変わり。予知能力を持つ。
かつてはその能力で「野生の勘を持つ少女」と呼ばれた天才テニスプレーヤーだった。
ちなみに、白鳥麗▽みたいな高飛車お嬢様キャラではないので念のため(笑)。
声:千々松幸子

レイナ
麗の前世の姿。3万年前のムー戦士の一人。

劣等種族
アトランティスにおける教育ではムーの民をこう呼んでいるらしい。


ラ・メールの利用価値がなくなった19話、コンドラはラ・メールを牢に幽閉した。
これ以降、プラトスとラ・メールの物語は悲恋の結末へと雪崩れ込んでいく…。

#Top

わ行

ワールドカップ
4年に一度開催されるサッカーの祭典。作中ではアルゼンチンで開催された大会に譲がブラジル代表チームのメンバーとして出場。
ちなみに、実際に開催された1982年大会の開催国はスペインだった(アルゼンチンはその前、1978年大会)ので、ナスカまで駆けつけるのは大変だったろう(笑)。と言うか、どうして剣たちがナスカに居るとわかったんだろう…? と思ったが、よく考えれば譲はポポロに会いに行ったのだった。

ワイン
ザルゴンが度々飲んでいたグラスの中身は想像するしかないが、その色から察するに赤ワインだったと思われる。
しかし、草や木が一本も生えていない荒れ果てたアトランティス大陸のどこにブドウがあるんだろう…? と思ったが、23話で出てきたラ・メールの回想シーンに花畑が登場することからあるところにはあるんだろう。

惑星直列
180年に一度、太陽系の全惑星がほぼ一直線に並ぶ現象。アトランティス復活のきっかけとなった。

「ん?」
8話でオリハルコン探索ミサイル爆破の影響でムーバルが目の前に飛び出してきた際のプラトスの第一声。
まあ、敵が倒すのにおあつらえ向きの場所に飛び出してくるなんて誰も思わないから、当然の反応である。

ムー神殿へ戻る

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